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2007の記事一覧

2007年12月27日

12月26日(水曜日)水彩画制作実演と年度末講評会の様子

メッツ絵画教室の小屋です。12月26日の水曜日午後に、小松原講師による水彩画デモンストレーションと、小屋、小松原講師による年度末講評会が行われました。多数の会員さんが参加され、とても活気のある講評会になりました。では、その様子をご覧下さい。

14時ジャストから制作に入った小松原講師です。気合い充分に描き進めました。制作手順が生で見れるのがデモンストレーションの醍醐味ですね。


モチーフです。基本的な物を選びました。ワイン瓶、ワイングラス、ブドウ(巨峰)、リンゴ、ねじりマカロニ、青いストライプ布です。


水彩紙に鉛筆による下書きが終了した段階です。描写のポイントを押さえていますね。グラスを通して見たストライプの曲がり具合など、リアルですね。


水彩で手早く色を乗せていきます。バランスよく描いている所に注目して下さい。瓶に写り込む室内空間、布のストライプの形などを最初からどんどん描いています。
バックにはマカロニを2つ入れました。


講評会の様子です。みなさん、自分の作品と他の方の作品を見比べながら、講師の話に真剣に聞き入っています。


ずらりと作品が並びました。右から、高野会員のデッサン、藤波会員のパステル画、恒松会員の水彩画、植田会員の木炭デッサンです。どれも完成度がありますね!植田会員の木炭デッサンは本日完成。とても達者な表現になりました!


右から東会員の水彩画、Anthony会員の石膏デッサン、小松原講師の水彩(本日終了時の段階です)、新岡会員の油彩です。新岡会員は韓国旅行の時にチマチョゴリを着た娘さんを描かれています(写真から)。東会員の水彩は、モチーフのあひるの置物のブツブツした質感描写が話題になりました。
フランスから来られたAnthony会員、石膏デッサンの腕を上げました。


中央が東條会員の新作油彩です。鹿のいる風景ですね。日本画のような透明感のある空気が素晴らしいです。左は大澤会員の新作油彩、イメージ静物画です。画面に様々な工夫があります。バリ島の布の柄と平面構成的なバックの対比が面白いです。コーヒーミルには実際に銅の絵具を使いました。


中央は本日開始の大澤会員の新作です。黒髪の人形を大澤会員のお嬢さん風に描くという凝った作品を構想されています。左は丸山会員の新作。人形と鳥篭に入ったトルソーのモチーフです。F15号の大作です。今日で全体に絵具が乗ったので、来年はここからいよいよ描き込みに入ります。


丸山会員のフォービズムゼミでの作品と比較し、色彩について検討しました。これからの進め方の参考になった様です。


恒松会員のドイツの風景画も話題集中でした。とても丁寧に描写され、みんなでドイツの風景を追体験しました。


他会員さんの作品を熱心に見て、批評を聞く、いい機会になりました!こういう機会がもっと欲しい、という要望が多く寄せられました。


制作に関する今年の反省と、来年の展望をゆっくり考える事のできる時間として貴重だったと思います。メッツ絵画教室では定期的に講評会を開いておりますので、みなさんも是非参加して下さい。お待ちしています!

2007年12月22日

「フォービズムの絵画を描こう」の作品

メッツ絵画教室の小屋です。それではお待ちかね、「フォービズムの絵画を描こう」の作品をご紹介します。


大澤会員の作品です。原色の豊かさと、装飾の大胆な入り方が特徴です。絵具をかすらせる技法もフォービズムの表現によく合います。バックに見えた絵の乾燥棚を青とオレンジのストライプに転化させる所など、とても良いセンスですね。


辻会員の作品です。配色の独特な感じが、見飽きさせない工夫になっています。ベーグルがイチゴドーナツのように見えるのも雰囲気を盛り上げていますね。バックやテーブルの布の装飾が大胆で面白いです。


沖野会員です。中華風にまとめました!!お皿のもようがラーメンどんぶりによくある、雷文模様になっている所など面白いですね。物の影もカラフルでとても良いです。瓶はかなり透明感が出たので色々な表現に合いそうです。


堀内会員です。流石の描写力ですね。布の柄を利用して、ストーリー性を持たせたのは素晴らしいです。フォービズムはとにかく、物を観察し、原色系で処理する所に意義があります。堀内会員の作品はその基本を押さえて表現しているので安心して見ていられます。


水彩のフォービズムに挑戦された荒川会員の作例です。かぼちゃの中に複雑な色彩があるのにも注目!全体は荒川会員らしい、あったかい雰囲気になりました。


こちらも水彩です。安藤会員です。バックの色彩構成がとてもいいですね!!光を自然に感じます。リンゴとかぼちゃの色はもう一工夫欲しかったですね。


とてもユニークな蛯原会員の作品。もう少し青に色幅がついても面白そうですね。大地にそびえる塔のような作品。荒々しいタッチの地面も力強いです。


色鉛筆で書いた三浦会員の作品。とても密度があって、見ていて楽しくなりますね。もう少し描いて完成にするかもしれません。ベーグルとお皿が一体化していたり、随所に工夫があります!瓶の中や、その隣の装飾模様が実に生き生きしています。


宮元会員の作品です。厚く乗せた原色が魅力的です。リンゴには金色の絵具を使いました。バックもとても自由に遊んでいますね。赤いトナカイも可愛いですね。


大久保会員の作品です。全体感が面白く、メルヘンな世界になりました。バックの階段状の形がとても効いていますね。カリフラワーの表現も見事です。あと少し描いて完成の予定です。


洲合会員です。まだ1回目が終了したところなのであまり描き込まれてはいませんが、原色の発色の良さはすごく魅力的ですね。青の影が綺麗です。この先、しっかり考えながら進めて行きましょう。


丸山会員です。密度が付きましたね。ここまで描くと色の主張にも説得力が出ます。造形的にも装飾的にも完成されたフォービズムだと思います。

みなさん、2回にわたって本当に集中して描きました。フォービズムの世界を堪能されたと思います。
最後に、丸山会員が今回の感想を寄せて下さったのでここでご紹介します。

「小屋先生、フォービズムゼミに参加された皆様、お疲れ様でした。いつもの制作スタイルとは少し違う、新鮮な姿勢で取り組むことのできる企画でした。
色を自由に、大胆に使う、ということは、想像以上に難しいことですが、先生の分かりやすいご講義や作例のおかげで、思い切って挑戦することができました。同じフォービズムと言っても、マティスやヴラマンク、デュフィそれぞれが違った持ち味を見せるように、私も自分らしい表現ができたように思います。
次回楽々展で、完成された作品が一堂に会するのを楽しみにしています!」

丸山会員、嬉しい感想をありがとうございました!!また来年も、絵画の意識を深める特別授業を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

2007年12月17日

「フォービズムの絵画を描こう」第2日目

メッツ絵画教室の小屋です。12月16日(日)16:30-19:00にて、年末特別企画授業「フォービズムの絵画を描こう」の第2日目が開催されました!前回に引き続きの制作で、皆さんとても楽しそうに原色をのせ、モチーフの固有色から離れた、自由な色の世界の面白さを堪能されました。では、2日目の様子をご覧下さい。


大澤会員です。絵具がどんどん乗ってきて、タペストリーのような質感になって参りました。回りにある抽象画や室内装飾もよく利用して面白さがアップしましたね。


原色を大胆に画面に置く洲合会員(右)と繊細に水彩で描きこんでいく荒川会員(左)です。対照的な画面で面白いですね。


こちらも水彩で完成度を付けつつある安藤会員(右)とバックに工夫をされている宮元会員(左)です。安藤会員の絵の背景、光が感じられて綺麗ですね。宮元会員は色々と構成を思案中です。


蛯原会員、大地にそびえるモチーフみたいですが、色彩を青と茶系色、イエローオーカーに限定しているので、不思議な世界観になっています。どのようにまとめていくのか楽しみですね。


なんと沖野会員の作品は中華風?になってまいりました。バックにはドラゴンが飛び、お皿の模様はラーメンドンブリによくある模様(雷文=稲妻を表現した模様)になっています。発想がとてもユニークです!!


色鉛筆で挑戦してくれた三浦会員です。この一週間、ご自宅でかなり描いてきました。色鉛筆でもフォービズム絵画が描ける事を証明されたと思います。細かいタッチが原色に深みを与えていますね。


堀内会員の作品。画面が複雑になってきて、至る所に独特の工夫が成されるようになってきました。布の模様がメルヘンな世界に転化されているのもいいですね。


こちらは辻会員です。踊るような装飾の楽しい作品です。ベーグルがイチゴのドーナツみたいになったのも面白い色の使い方ですね。


丸山会員です。複雑に色が入り込みながらも見やすいフォービズムになりました。流石の技量だと思います。画面狭しと、思いっきり色の世界で暴れる元気の良さが自慢です!

みなさん、しっかりと集中されて、あっというまの2時間30分でした。制作終了の後に全体講評会を行い、今回のフォービズム絵画制作の感想や他の会員さんの作品の印象などを話し合って盛り上がりました!!

次回、今回の全作品を寸評と共にご紹介する予定ですので、楽しみにお待ちくださいね!

2007年12月11日

速報!!「フォービズムの絵画を描こう」 第1日目

メッツ絵画教室の小屋です。12月9日(日)16:30より19:00まで、年末特別企画「フォービズムの絵画を描こう」の第1日目が開催されました(全2回)。ご参加の会員さんは12名。多数のご参加ありがとうございます!それでは早速その様子をお知らせします。

今回のモチーフAです。色彩豊かな、フォービズムで展開しやすいモチーフを選びました。

モチーフBです。布の装飾を面白く使えるように工夫しました。

皆がスムーズに進むように、参考作品を用意しました。こちらはモチーフAをフォービズムの形式で描いたものです。原色の豊かさに注目してください(カンヴァスにアクリル・F6・実技:小屋 哲雄)。

モチーフBのフォービズム表現です。油彩で描きました。装飾を大胆に使用しています(カンヴァスに油彩・F6・実技:小屋 由里子)。

熱気あふれる会場です!!以上2つのモチーフでは足りなかったので、急遽3つ目のモチーフを作りました。外は寒いのにフォービズムの会場はとても暑く、開始に先立ってフォービズム絵画の歴史、作家、技法についてレクチャーした私はかなり汗をかきました。

左が大澤会員、右が大久保会員です。色が自由に乗り始めた所です。バックにも積極的に絵具を乗せます。

水彩で挑戦する荒川会員(手前)と、安藤会員(奥)です。水彩画の透明感がフォービズムでも最大限に発揮されますね。

とても楽しそうに色を重ねていく宮元会員。バックの形も面白いです!!モチーフの輪郭線が単調にならないように注意したい段階です。

堀内会員(手前)と辻会員(奥)。油彩の醍醐味を充分に堪能できるフォービズム絵画になりそうです!!厚みのある絵具層による色彩が心地よいですね。

集中して描く蛯原会員。独特の世界観が広がっています!!ブルーに色幅が出てきました。

色使いが洗練されている沖野会員。影の色に拘っているので、量感も豊かなフォービズムになりそうですね。この後、布の装飾を大胆に描きはじめました。

丸山会員です。どんどん絵具が乗ってきて、もうかなりフォーヴになりました!!コバルトブルー、ウルトラマリンの影の色が本当に綺麗で、他の原色と反応し、画面いっぱいに豊かな色彩が溢れています。スープカップの模様の渦巻きや縦線、バツ印があちこちに散らばっているのも良いですね。画面にリズムを与えています。

みなさん、初めての絵画表現に触れられて興奮気味のご様子でした。次回、12月16日(日)16:30-19:00でいよいよ仕上げです。最終講評会も行う予定です。その時どのような作品が並ぶか本当に楽しみですね!!

2007年12月07日

12月26日(水)制作実演と年度末講評会

メッツ絵画教室の小屋です。

来たる12月26日、今年最後の水曜日午後クラスにて、小松原講師による水彩画制作実演と年度末講評会を行います。
ふるってご参加下さい。

“小松原講師による水彩画デモンストレーション”

★PM2:00-4:00
ワイン瓶、グラス、果物、マカロニなど絵画の基本的なモチーフを水彩で描きます。

(小松原講師の制作中、ご自身の制作もして頂けます)

小松原講師作品 「ワイン瓶、巨峰、マスカット」 水彩紙に透明水彩


“小屋、小松原講師による年度末講評会”

★PM4:00-5:00

2007年8月の講評会の様子

今年の締めの企画です。ご参加の程よろしくお願いします!!参加ご希望の方は12月26日水曜午後クラスにご予約をお願いいたします。

2007年12月04日

宮元会員の自画像油彩

メッツ絵画教室の小屋です。今日は、宮元会員の自画像油彩をご紹介します。

水曜夜に通われている宮元会員が自画像油彩を完成させました。鏡で自分の顔を見ながら制作する、本格的な自画像です。表情の豊かな、大変しっかりした作品に仕上がりました。自画像は「自我像」とも言います。ただ顔を描けばいいのではなく、自分そのものを、内面も含めて描くのが重要なのです。宮元会員もじっくりと自分と向き合いました。その姿勢が、結果が画面に現れていますね。バックの色調の変化も面白く、自画像を引き立てています。長い髪の流れも女性らしさを演出しています。

深い眼差しです。瞳の描写の時に眼球の形を観察したのでとても立体感があります。絵具もたっぷり乗って、肌色に幅がありますね。肌の色の中に少し入った黄色やブルーグレーがより人間らしい肌を形成しています。骨格もよく意識したので立体的な表現になりました。眉毛の描写も丁寧で素晴らしいです。

口元から顎にかけても自然なラインです。両端に少し力の入った唇にも意志の強さを感じます。鼻の下の面の影が魅力的なポイントになっていますね。首の陰影もしっかりつけたので、頭部が安定していると思います。

制作風景です。そろそろ全体のまとめにとりかかる段階です。マリー・ローランサンの図版を参考にされました。

ここまでこだわって描けて、ご本人も満足なご様子でした。いつも静物画を中心に描かれている会員のみなさんも、たまに自画像に挑戦されては如何でしょうか。絵の力が付くだけではなく、「今の私」のいい記念になると思います。宮元会員も12月9日、16日のフォービズム絵画制作に参加されます。どのような作品になるか楽しみですね!!

2007年11月30日

堀内会員の重厚な油彩画

メッツ絵画教室の小屋です。

日曜午後に通われている堀内会員の新作油彩画が完成しました。深みのある色彩、重厚な表情でモチーフを克明に描写しています。テーブルとバックにもモチーフに入っている色彩を取り入れて飽きのこない、いつ見ても楽しめる画面に仕上がっています。ではディティールを見てみましょう。

堅い素材で出来た鳥の置物ですが、本当の羽毛のようなタッチを入れて立体感を出しています。形の流れがそのまま明暗の流れになっていて大変綺麗ですね。足の色も工夫されています。

すごく美味しそうなレーズンパンです。カンヴァスの布地を生かして下色を見せ、上から重厚な絵具で描き起こしています。やや固い感じもありますが、レーズンパンの形態を上手く掴んでいますね。

青いストライプの色もとても幅があります。緑が入る事によって青に色幅が出る事に注目して下さい。バックの壁の色味も魅力がありますね。

試行錯誤の跡が感じられます。絵具を付けたり取ったりすると、思いがけない効果が得られる事があります。

柘榴もしっかり描きました。白のハイライトが効いています。赤の発色と布の緑の関係が絵のアクセントになっていますね。ますます磨きがかかってきた堀内会員の油彩画、これからも楽しみです!堀内会員は年末のフォービズム絵画制作にも参加予定ですので、どんな作品が出来るかとても期待できますね。

2007年11月24日

恒松会員の水彩画

メッツ絵画教室の小屋です。今日は、恒松会員の水彩画をご紹介します。

この作品は、前回の特別水彩画ゼミ「水彩画で夏野菜を描く」にて恒松会員が描かれたものに、ご自宅で加筆し完成されたものです。1度完成したと思っても、その後にさらに描き加えて完成させるという意欲が素晴らしいです。水彩の場合は自宅での制作も手軽にできるのがいいですね。

トマト・ナス・カボチャ・オクラの位置関係がよく現れています。

アボガドです。丁寧に表面の細かい光沢を描き分けました。素晴らしい出来栄えですね。

黄色い布地の上の黄色いカボチャもよく合ってます。皮の雰囲気も大胆に掴んでますね。

トマトの赤が鮮烈です!!新鮮でずっしり中身の詰まったトマトって感じですね。本物の野菜を見ながらだからこそ出来る表現です。

ナスの色がよく出ていますね。影の形も丁寧に追っていて立体感が増しています。恒松会員は最近どんどん水彩のテクニックを身につけています。これからが期待できます!

2007年11月17日

年末特別企画 小屋哲雄担当授業 「フォービズムの絵画を描こう」 

メッツ絵画教室年末特別企画 「フォービズムの絵画を描こう」(全2回)

マティス【赤い百合のある静物】

マティス【金魚】

アンリ・マティスに代表される20世紀の絵画革命「フォービズム」。

いつもの制作とは違う、フォービズムの手法で絵を描いてみましょう!フォービズムの歴史・理論・制作方法を分かりやすくお話してから実際にモチーフをフォービズムの手法で描いて頂きます(油彩画 又は 水彩画)。

担当講師 : 小屋 哲雄

第1回目 2007年12月 9日(日) 16:30-19:00
第2回目 2007年12月16日(日) 16:30-19:00

第1回目の予定 / 講義「フォービズムとは何か」 その後F6キャンバスに 制作その1
第2回目の予定 / F6キャンバスに 制作その2 完成・その後講評会

持ち物 油彩道具又は水彩道具一式・F6キャンバス又はF6ドローイングブック・鉛筆
(F6キャンバスは教室でも購入できます)。

参加費 受講1回消化 追加で参加の場合は1回につき2625円(税込)

※12月9日と16日の午後Bの一般の授業はお休みとなります。
※参加ご希望の方は事務局又は講師まで。予約表にご署名を頂くか、お電話でお願いします。

フォービズムとは?・・・1905年のサロン・ドートンヌの一室を、若い芸術家が描いた原色を多用した激しいタッチの絵が埋め尽くした。これを見た当時の批評家が「あたかも野獣(フォーヴ)の檻の中にいるようだ」と表現したのが始まりであるといわれる。後期印象派(スーラ、シニャック、ゴーギャン)の色彩理論やゴッホの激しい原色による絵画の影響を受けたと考えられ、色彩を見たものを再現するために使うのではなく、もっと感覚的、積極的に表現手段として使おうとした新しい試みであった。色彩における絵画革命であるといえる。

2007年11月12日

小屋哲雄展・古典抽象主義9(Oギャラリー)

メッツ絵画教室の小屋です。
11月11日、私の個展「小屋哲雄展・古典抽象主義9(Oギャラリー)」が終了いたしました。来て下さったみなさん、本当にありがとうございました。今回の個展はある意味私の仕事の分岐点に位置する記念碑的なものだったと思います。この場をお借りして会場風景を振り返ってみたいと思います。

「小屋哲雄展」会場入口です。右上にF4号の作品2点が見えます。コンセプト文もパネルに入れて用意しました。


まずは30Fの連作です。油彩・アクリル・鉛筆など様々な技法で描かれています。


そして振り向くと・・・M100とM40の連作。ドンゴロス(コーヒー豆の麻袋のような荒い布地。ゴーギャンが好んで使用した)のようなカンヴァスに描かれております。


左側の壁には少し色彩の入った作品。ラメのような陶器のような金属のような・・・不思議な質感をお楽しみ頂きました。


正面にはF100号の大作を設置しました。この奥行感は抽象画では珍しいと思います。画面の前に立ったあなたは包み込まれましたか?


2つの30F作品が並びます。モノトーンの色彩の幅を表現しました。黒・白・グレーが関連し合って有彩色より豊かな空間になりました。


小品コーナーです。この盛りだくさんの作品群を堪能してくださいね。


F0号を8点展示しました。小さい作品でも大きい作品に宇宙観が劣る事はありません。様々な素材で制作しました。


そして突き当たりの壁です。DMでおなじみの「アララト」へ到着しました。

いかがでしたか?みなさんを雄大な世界へ導けたら幸せです。


お母様と一緒に観に来て下さった丸山会員が感想を寄せて下さいましたのでご紹介しますね。

「先生、1週間お疲れ様でした!!
今回の個展、本当にすばらしかったです。大作はもちろん、小さな作品もあれほどのスケール感を表すことができるのは、先生だからこそですね。タッチや色彩の重なり方ひとつひとつをとってみても、唯一無二というか、非常に知的で、計算され尽くされた大胆さ…そんな印象を受けました。
素敵な空間にご招待いただき、ありがとうございました!
絵を見慣れていない母も、さすがにとても感動していました。」

すばらしい感想をありがとうございました!!今回の個展で得た経験を元に、ますます制作に励みたいと思います。

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