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2008年11月の記事一覧

2008年11月24日

中野会員の魅力的な静物油彩


メッツ絵画教室の小屋です。中野会員が素晴らしい静物油彩画を完成させました。青いビードロのガラス花瓶、ケン玉、黄色いパプリカを緑の植物装飾布の上に乗せたモチーフです。その個々の物の質感の差や距離感、バックの表現、布の描写など魅力的な画面になりました。


青いビードロのガラス花瓶は、油絵具を薄く溶いて、時間をかけて何層にも重ねました。透明感がよく出ています。更にガラスの明暗もしっかり描写したので固さも表現できました。光の反射によるハイライトも綺麗ですね。バックのバイオレットグレーもモチーフといい関係を保っています。


ケン玉もとてもしっかり描けました。本体と玉をつなぐタコ糸の表現も達者ですね。糸の明暗がしっかり描けたので画面に動きを与えています。


パプリカも微妙な色の変化を巧みに捉えています。布の柄も手前と奥で明度・彩度を変化させて奥行を出しました。見ていて安定感のある画面に仕上がったと思います。中野会員の次回作も楽しみですね。

2008年11月17日

2008年総合講評と懇親会ご案内

メッツ絵画教室の小屋です。

12月21日・日曜日 高岡 徹 校長先生の総合講評会を午後1時30分-3時30分、3時45分-5時45分の2回に分け開催いたします。

講評会参加ご希望の会員様は、教室にあります「参加申込書」に必要事項をお書き頂き講師又は事務局にご提出下さい。

会員皆様の多数ご参加をお待ちしております。

講評対象作品は3点迄(額装なし)です。作品は事前持込可能です。

懇親会は5時45分-7時迄、教室で行います。

※12月21日・日曜日の通常授業は午前中(10時-12時30分)のみとなります。
メッツ絵画教室スケジュール

☆高岡 徹 校長先生 プロフィール
東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻小磯良平教室卒業
同大学大学院修了 一陽会委員 美術家連盟会員
南伊豆岩殿寺窯主

2008年11月13日

大澤会員の多彩なコラージュ


メッツ絵画教室の小屋です。大澤篤子会員のコラージュ作品が完成致しました。大澤会員は写真を多く貼る「フォト・コラージュ」の技法に加え、アクリル絵具を使ってモチーフなどを丁寧に描写しました。そのバランスが大変綺麗な作品です。


逆光の中の植物の蔓の写真がランプに入り、光を表現しています。透明なガラスをしっかり描写したので説得力のある表現になりました。葉っぱやネコ、高層ビルのような写真も面白い使い方ですね。


レモンとストライプの布も幅の広い表現になっています。レモンの影の部分に貼られた楽譜と左下のバレリーナが不思議な関係を生み出しています。ランプ下の文字”CHOUETTE”が画面全体を引き締めていますね。


流石に大澤会員はハンマースホイの背面女性の絵をご自分で描かれました。トルソにも楽譜で陰影が付けられています。リズミカルですね。


トルソの木製台にも色々な工夫がされていますね。シャープな影がアクセントになっています。多彩な表現方法を持つ大澤会員ならではのコラージュ作品が完成したと思います!

2008年11月12日

大岩講師指導屋外写生


10月大岩講師指導による水彩画主体の屋外写生会が新宿御苑で行われました。

今回の写生会での描く対象は御苑内にあります台湾館
参加は6名様でした。

現地で写生後、教室に戻り作品の講評会を行いました。

担当講師大岩より
皆さん短時間の中で館の特徴をしっかりと捉え描いております。
この時間内でここまで描ければ十分ではないでしょうか。次回も新宿御苑での写生会を予定しております。

企画講習はこちら

2008年11月07日

新入会員・大平会員の基礎デッサン


メッツ絵画教室の小屋です。2008年秋のキャンペーン期間にご入会された大平会員の基礎デッサンをご紹介します。キャンティワイン瓶をモチーフに、大変素直に、丁寧に表現されました。正確な形、持ち上げられそうな立体感(重量感)、複雑な質感など、集中してとてもよく描きました。仕事も丁寧ですばらしいと思います!


ワインの入ったガラスの表現や、ラベルの文字、藁紐など大変魅力がありますね。調子のアクセントの付け方も絶妙です。アクセントがしっかりあるからこそ、バックの「画用紙の白」が空間となって、奥行を感じるのです。


藁の描写も丁寧ですね。一本一本の色味が違うのも微妙に描き分けました。縛ってある部分にも緊張感があります。大平会員のこれからのデッサン展開が楽しみですね!

2008年11月01日

丸山会員の新作油彩画が”北区美術展”に出品されました。


メッツ絵画教室の小屋です。丸山会員の力作油彩画が完成し、「第57回 北区美術展(2008.10.30-11.3)」に出品されました。今回、丸山会員は北区・王子の有名な大晦日行事、「狐の行列」をテーマにしました。ご自宅にあるという多くの狐のお面をモチーフに、その物語性を生かした構成油彩に仕上げました。いろんな表現で描かれた狐のお面が画面縦方向に行進し、その回りに行事にちなんだ場面を展開するという、20Fの大画面狭しと暴れる凝った構成になっております。


メインの狐のお面は紙でできた質感を丁寧に描写しています。まるで本物のお面が貼りつけられたかの様です。


右上のお面はカラフルな色面を生かしたキュビズム的な表現です。稲荷大明神・・・の文字も丁寧です。


左下のお面は、石膏像の「大顔面面取り」を参考に、面構成しました。色彩もモノクロームにし、立体感に工夫しました。


右下のお面はフォービズム的に表現した、原色豊かな楽しいお面になっています。


下のお面はやはり質感を大切にリアルに描きましたが絵具のマチエールが豊かです。広重の浮世絵を参考にした2本足で立つ擬人化されたキツネも面白い工夫ですね。今回サインも落款風にしました。


鳥居の中にも広重のキツネがいます。3次元的な空間感が魅力的です。右側に見える線的なお面も大胆ですね。


籠に乗った子供にはキツネのメーキャップが施されています。籠の表情もよく描けていますね。


北区美術展での展示風景です。右の壁中央に作品が見えます。


作品にとても合う額が付いて、更に魅力的に見えますね。

丸山会員から感想文を頂きましたので掲載致します。——

約4ヶ月をかけて完成させた作品《王子の狐》を、この度、北区美術展に出品させて頂きました。
何かしら北区に縁のあるテーマで書きたい!と言うことで、パッと思い付いたのがこの「狐の行列」という大晦日に行われるお祭でした。
お祭に行った時に毎年一つずつ買い集めてきた狐のお面と、その時撮った写真などを参考に、色々な要素を組み合わせて、面白さを出すよう工夫しました。
なにしろ描き所が多く、完成像がなかなか見えて来なかったので苦労しましたが、先生にご指導を頂きつつ、最終的に、真夜中に繰り広げられる賑やかな様子や、和の雰囲気が出せたかな、と思います。
お面もそれぞれ全て別の方法で描いてみれば、と教えて頂き、変化のある画面にすることができました。
展示会場では、周りの方の作品が、わりとオーソドックスな風景などが中心だったので、「ちょっと浮いてるかな?」と心配でしたが(笑)、やはり額装して沢山の方々に見てもらえる機会はとても貴重だと実感しました。
今回の制作を通して学んだことを、次回作以降にも活かしていければ、と思います!

——-

「第57回 北区美術展」はJR王子駅北口徒歩2分の「北とぴあ」(地図)地下展示ホールで2008年10月30日(木)11月3日(月・祝日:10:00-19:00 最終日は17:00終了)まで開催されました。

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